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2010年12月 8日 (水)

ヒメナガカメムシ

1120_8himenagakamemusi 11月20日
熟したフウセンカズラの実の上。
ヒメナガカメムシの幼虫、成虫が集合していました。
テントウムシも来てました。

さて、ちょっと気になるのは、ヒメナガカメムシがこのように、成虫・幼虫が集合するシーンをけっこう頻繁に見るということです。
他のカメムシではあまり見たことがありません。
今年、ヒメナガカメムシで気づいたことです。
単独生活が基本だろうに、なぜ集まるのか。
ひょっとして集合フェロモンを出しているのでしょうか。
どうも日本人はフェロモンというと「性フェロモン」のことばかり思い浮かべるようですが、フェロモンというのは、動物などが体内で生成して、体外に分泌し、同種の他個体に一定の行動などの影響を引き起こす、生理的に活性な物質のことです。
集合フェロモンというのは、一カ所に集まることで生存のチャンスを増やす働きをします。
ゴキブリの集合フェロモンが有名ですね。

ひょっとして、ヒメナガカメムシも、集合フェロモンを出しているのかな、と思いました。
幼虫だけが集まって一緒に成長するのではなく、成虫も一緒だというところが面白い。
さして面倒を見てあげているようにも思えませんが、生存率が上がるのでしょうね。

{「ホルモン」もすぐ「性ホルモン」に結びつける。ホルモン焼き、とかね。人間って、やっぱり根がスケベな動物なんですねぇ。}

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