マンホール
2010.12.20付 朝日歌壇より
マンホールあれば踏みたくなる癖は未だ治らずマンホールを踏む:(鹿嶋市)榎本麻央
なんだか笑ってしまった。そういう「癖」ってあるものなのでしょうね。自分の中の「子ども性」を意識して笑っていらっしゃるようですね。
マンホールは別として、雨の日、水たまりを踏みたがるのは子どもの特性でしょうか。
ちっちゃな長靴はいて、不釣り合いな傘さして、わざわざ水たまりを踏んづけに行きますね。親は、水がはねて汚れるからと嫌がるんだけれど、子はやりたがります。
雨の日が嬉しいうちは「幼子」。成長して、目が地面から遠ざかるにつれて、雨が鬱陶しくなってきます。
余談。濡れたマンホールは勢いよく踏まない方がいいですよ。滑るかもしれない。
自動車を運転する時は、マンホールは出来ればまたいだ方がいい。
オートバイはマンホールに載らない方がいい。自転車も。
路面と鉄の滑り方の違いって、かなり危険なものです。
また、余談。昔、下水道が整備されてきた頃の話。工事予定の図面が各家庭に配布されまして。それを眺めていたら、見慣れぬ言葉に出会った。
「人孔」
なにかなぁ、と長く悩んでおりましたら、これ「マンホール」なんですね。
英語では manhole なんだ。意味を理解せずにマンホールと言っていたのですね。
いや、お恥ずかしい、昔話でした。
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