芋虫
2010.11.14付 朝日歌壇より
芋の葉に蜂が来ている芋の葉の芋虫ねらう蜂が来ている:(館林市)阿部芳夫
イモの葉を食べるイモムシというと、ピンと来るのはサトイモにくるセスジスズメとか、サツマイモにくるエビガラスズメ、かな。サトイモ科の植物にくるビロードスズメ(蛇みたいな顔)もありますかね。
もともとが、芋の葉につく虫だから芋虫なんだ、と思いますが。
狙ってるハチは、スズメバチとかアシナガバチの仲間でしょうね。
今、我が家にいるエビガラスズメの幼虫は10cm近くになりますからね、そうなってしまったら、ハチもちょっと手を出しにくいのではないでしょうか。鳥なら食べちゃうかもなぁ。
また、芋じゃないんですけど、チョウセンアサガオの葉を食べるメンガタスズメの幼虫というのもいて、体内に毒をたくわえて、捕食者に対抗するらしいですよ。
もう冬にさしかかりましたから、芋虫を食べさせるべき幼虫を抱えた巣はなくなってきたでしょう。来春の女王が、ひっそりと越冬に向かっているはずです。
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