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2010年11月 9日 (火)

蟻は

2010.11.8付 朝日歌壇より
八割の蟻は働かぬと聞くその行列を我は愛しむ:(本宮市)廣川秋男

とまどっております。
私が知っているのは「2割が働かない」ということです。
あれっと思って検索してみたら、両方が言われているようですね。
でも、確か2割は働かない、というのが最初だったと思います。

私の個人的見出しデータベースでは、2003年にその記事がありました。

「働きアリ、2割は働かず:でも組織に貢献?(2003/10/29)」

こういう見出しでした。

また、2009年の読売新聞の記事にはこんな話も。

存在重要「怠けアリ」…「働きアリ」だけだと集団破滅
 働きアリを「よく働くアリ」「ほとんど働かないアリ」に分けて、それぞれの集団(コロニー)を作り直しても、一定の割合で「働き者」「怠け者」に分かれることが北海道大学の長谷川英祐(えいすけ)准教授(進化生物学)らの研究でわかった。
 誰も働かなくなる時間を減らし、安定した労働力を保つ集団維持の戦略と見られる。茨城県つくば市で開かれている日本動物行動学会で28日発表された。
 長谷川さんらは、日本全国にいる「シワクシケアリ」の八つの集団に、1匹ずつ印をつけて幼虫の世話、巣の修復など集団に貢献する「仕事」をどのくらいこなしたか、1か月間行動を観察。そのうち「よく働くアリ」「ほとんど働かないアリ」を取り出して、それぞれの集団を作り直した。その結果、どちらも元の集団同様「よく働くアリ」「ほとんど働かないアリ」に、ほぼ同じ割合で分かれた。
 働きアリもある程度働くと疲れて休息するが、「働かないアリ」がいるほうが、集団全体で「誰も仕事をしなくなる時間」が減ることがコンピューターの模擬実験でわかった。
 長谷川さんは「幼虫や卵の世話は少しでも中断すると集団全体の死につながる。そのため、わざわざ働き方に差がでるような仕組みをとっているのではないか」と話している。
(2009年11月28日12時00分  読売新聞)

「働きアリの2割はサボっている―身近な生き物たちのサイエンス」稲垣 栄洋 (著)
こういう本が出たことも知っています。書店で見かけましたが自分では購入しませんでした。

8割にさぼられると、いくらなんでも巣を維持するのがきつくないかなぁ。
結構多い目の少数がサボることが、「遊び」となって、システムの運営の安全性が高まる、と言うことだと思うんですけれどね。


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