出欠通知
2010.11.29付 朝日歌壇より
書いて消し書いては消してまだどこか迷ひの残る出欠通知:(神戸市)西塚洋子
同窓会かな、と想像しました。結婚式の案内じゃないですよね。
同窓会に関しては、私は一切なんにも同窓会に意義を認めないたちです。
生徒であった側としても、教師であった側としても。
同窓会の通知葉書がくると、読まずに「ハンドシュレッダー」です(要するに、手でちぎり捨てるということです)。
かつて、同じ教室にいたということは事実であっても、それが現在に何らかの意味を持ちうるとは全く考えていません。
今、現在、もし互いに人生の糸が交錯することがあったら、新たに人間関係を結べばいいだけのことです。
湿っぽいのはダイッキライ。カッサカサに乾燥して、人生の終局へ向かいたいですね。
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