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2010年11月 9日 (火)

巣のみ残れり

2010.11.8付 朝日歌壇より
卵一つありしが親鳩飛び去りて小枝を積みし巣のみ残れり:(久喜市)布能寿子

抱卵の放棄ですね。よくあります。無精卵だったのでしょうか。
抱卵していてある程度時間がたったのに、きっと卵の内部の動きが感じとれなかったのでしょう。
あるいは有精卵でも、発達が途中でとまって死ぬ、ということもあります。
生命が誕生するということは、とても厳しいことなのです。
つらいけれど、自然とはそのようなものです。

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