麦焦がし
2010.11.29付 朝日歌壇より
麦焦がし・饂飩粉・黄粉・蕎麦粉に取り紛 女の夜なべ石臼ごろごろ:(岐阜県)棚橋久子
出だし、「麦焦がし」に参ってしまいました。
懐かしいなぁ。子どものころおやつに食べましたっけね。
むぎ‐こがし【麦焦がし】大麦を炒りこがし、碾(ヒ)いて粉にしたもの。砂糖をまぜてそのまま食べたり、水や湯で練って食べたりする。また、菓子の材料ともする。麦炒粉(ムギイリコ)。はったい。香煎(コウセン)。炒粉。[広辞苑第五版]
練りましたよ。そう、確かに。
香ばしくておいしかったですよ~。
昔の子、の食べたものは、今の子、にはわからないだろうなぁ。
そうかぁ、私は食べる方でしたが、作るのは石臼でしたか。その方は知りませんでした。
ところで、作中「紛」という字があります。これは新聞紙面でもそうなっていますので、私が「粉」と間違えたわけではありません。為念。
「まぎれ」と読むのでしょうかね。
「取り粉」という米の粉もありますよね。なんだか、不安を感じているのですが。
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