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2010年10月 6日 (水)

曼珠沙華

2010.10.4付 朝日俳壇より
曼珠沙華空をつかんで咲きにけり:(草津市)井上次雄
 大串章評:色あざやかに曼珠沙華が咲いている。「空をつかんで」が、長い茎と輪状の花を彷彿させる。

Higanbana
線路際、それも線路の側に咲いているヒガンバナなので、句のイメージのような、「空へ」という撮り方はできませんでした。
でも、オシベが湾曲して、全体として空へ掌を開いて伸ばすような、「空をつかむ」ようなイメージを表現したいと思いました。

私がこの句でイメージしたのは、このオシベの湾曲なんです。これに空を「つかむ」という表現を与えたのが鮮烈だ、と感じました。
選者の「長い茎と輪状の花」という表現は、このオシベの湾曲をつかみ取っていない、と私には思われます。

蛇足ですが「彷彿」について。
私の貧弱な語感では「彷彿させる」という言い方にざらつきを覚えました。
「彷彿とさせる」のほうが座りがいいなぁ。もちろん間違いというわけではありません。

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