ミカンハムグリガ
10月9日
アゲハの幼虫用に採ってきたミカンの葉に、ハムグリガ(葉潜り蛾)の食痕がありました。
これについては2007年に一度扱っています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_d3fc.html
今回は、この食痕を見ていて不思議な感覚にとらわれたものですから再度掲載します。
写真中の白い矢印で指したあたりから葉の中に入っていったものでしょう。
成長しながら食べ進んでいると思います。そのため食痕がだんだん太くなる。
初め、メインの葉脈に沿って進んで行って、端に到達して向きを変え、葉の中を食べ進んで行きました。
さて、葉の端で外へ顔を出したと思いますか?
よくわかりません。
それより不思議なのが、前に食べた痕から一定の距離に近づくと向きを変え、曲がりくねってはいますが、前の食痕から常に一定の距離をおいて食べ進んでいることです。
決して食痕が交差しない。ニアミスもしない。
どうして?
「見える」わけではないでしょ。葉の中で。
どうやって、前の食痕が近づいたことを検知しているのだろう?
においでしょうね、それしかないだろうなぁ。
そのにおいは、傷つけられた葉の出すにおいか、それとも、前の食痕の中に残してきた自分の(排泄物などの)においか。
考え始めると不思議でなりません。
検索して調べても、害虫としてのミカンハムグリガの防除の話がメインで、私が抱いたような、しょうもない好奇心・疑問などは見かけませんでした。
誰か研究してくれないかなぁ。
「役に立たないこと」にこそ真の価値があると信じている案山子です。
どうか、研究して下さい。
{もし私が大金持ちだったら、「役に立たない研究支援財団」かなんか設立して研究支援するんだけどなぁ。 カネはない。}
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