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2010年10月14日 (木)

トクサ

1004_13tokusa 10月4日
玄関を出たところに植えてあります。
胞子嚢穂というのかな、いつも、もっと成熟したものを見ていますが、この時はご覧のように若いものに気づきました。
薄緑色で透明感があって、こんなに奇麗だったんですね。
嬉しかったのでお目にかけます。

トクサは砥草。
地中から吸い上げたケイ酸が茎の表面に蓄積しているんですね。そこで、この茎を使って木工品の仕上げの研磨をしたそうで、「砥」草なんですね。
稲の茎もケイ酸のせいで痛いんです。

いろんな植物がケイ酸を蓄えるのですね、プラントオパールといいます。植物ごとに特徴的な形をしています。
植物遺体のうち、このケイ酸分は腐敗せず残りますので、遺跡の土壌に含まれるプラントオパールを分析して、どんな植物があったのかが分析できます。

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