亀の赤ちゃん
2010.10.11付 朝日歌壇より
両手にて亀の赤ちゃん受けし子ら大事にそーっと浜辺に放す:(春日井市)伊東紀美子
孵化した亀の子はかわいい。
そのような幼いけれど確かに生きている生命の手触りを子らに経験させることは良いことです。
必死に生きる姿。
そして、チャンスを見てでいいですが、大人にまで成長できるものは本当にわずかなのだという自然界での厳然たる事実を伝えることも大事。
そういう感覚を養う中で、いろんな生物がみんなそれぞれ頑張って生きているんだということを実感してほしい。生物多様性を守ると言ったって、そういう根っこのところでの生命感がなければ話にならないでしょう。
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