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2010年10月 6日 (水)

鹿肉

9月14日付「鹿肉」というタイトルで崩彦俳歌倉の記事を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-76de.html

歌は9月12日付
鹿肉をドイツの婿が切り分けしゾーリンゲンのナイフの切れ味:(長野県)沓掛喜久男
 高野公彦 評:婿殿が持参したドイツ製ナイフの見事な切れ味に感嘆。

そこで私が書いたことは

ナイフ「さばき」も重要なのではないかなぁ。
現在の日本人はナイフで肉をさばく技は持っていないでしょ。
ドイツ人の婿のみごとな手さばき。
彼我の食文化の違いを改めて認識し、そのようなナイフさばきの出来る夫を得た娘の目の確かさを褒めているのではないかなぁ、と思うのです。

と。
さて、2,3日前、朝のNHKのテレビを切り替えていたら、語学番組の終わりをちらっと見ました。10~15秒くらいのシーンでしたが。
お客様を呼んで食事のおもてなしをしている。
お客様は食べ、飲み、にぎやかに会話を楽しんでいる。
カメラがちょっと引くと、おもてなしの主人が肉を切り分けてサーヴしている。
食事用のナイフではなく、刃のするどいナイフ、そしてフォークを巧みに使って、立ったまま、お客様に肉を切り分けているんですね。

それを見た瞬間、この歌を思いだしたんですよ。
そうかぁ、客のもてなしは主人の仕事だったんだ。

妻の故郷へ来て、ある意味では客なのだけれど、家族で囲む食卓で、お婿さんが「主人」をきちんとやったんですね。ゾーリンゲンのナイフで鹿肉を切り分け、みんなにサーヴしたんでしょう。
娘夫婦にもてなされる親って、いいですよね。
堂々と「主人」としてふるまうお婿さんを目を細めながら眺めて、娘夫婦が作っていく家庭の多幸を深く感じとったのでしょう。

読みこみ過ぎですか?

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