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2010年10月 6日 (水)

稲妻

2010.10.4付 朝日俳壇より
稲妻の秒を数える理科教師:(東京都)三木裕
 金子兜太評:理科教師だから、という感じで、さすが、といった驚きではない。そのあたりの落ち着いた味わい。

「さすがぁ理科教師」なんじゃないですか。いちいち雷の距離なんて考えるのかね、とあきれられたり。「落ち着いた味わい」というのが腑に落ちていません。

◆ところで、音速は1秒間に約340m。
300mあるいは0.3kmでもいいですよ。どうせ時間測定のほうが「勘」なんだから。
で、ピカっと光った瞬間にゼロとつぶやき、そこから、「いち、に、さん、・・・」とカウントします。
で、ゴロゴロとくるまで何秒かかったかを測る。T秒。
で、0.3×Tkmのあたりで雷が光ったわけですね。
近づいてくるのか、遠ざかっていくのか、いまどの辺りでピカピカやってるのか、そんなことが推測できます。

小学生の頃にこの原理を知って、以来、雷雨になれば必ず反射的にカウントとってますね。
理科少年時代からなんですね。

「稲妻が見え、雷鳴が聞こえるうちは生きているんだから安心して自然のショーを楽しめばいい」という話をどこかで読んで、もう、頭っから納得してしまって、以来、雷さんを楽しんでいます。

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