« 被曝マリア | トップページ | 夏 »

2010年9月13日 (月)

轣轆

2010.9.12付 朝日歌壇より
月うるむ和歌山線の終電の轣轆過ぎて鳴く青葉梟(あおばずく):(御所市)内田正俊

終電車の音が行き、訪れる静寂の中に、静寂を強調するかのごとき、アオバズクの声。
情景は見えます。

言葉を知らなかった。「轣轆」
線路際に住んでいるのにね。

れき‐ろく【轣轆】
①車などのきしる音。
②糸車。[広辞苑第五版]

多摩川線の「轣轆」は、気象状態を伝えてくれるんですよ。(新型車両はだめだけど。)
電車の車輪というのはレールとの間で滑るか滑らないか、ギリギリのところで加速したり減速したりしているんですね。で、雨が降ってくると、滑りやすくなる。車輪がレール上で滑ると回転数がグンと上がります。そうすると、自動車のアンチスキッド・ブレーキング・システムと同様なものが働いて、回転を抑え、すべりを止めるんです。この回転数がグンと上がる音が聞こえるんですね。(雪でも同じ。減速時もほぼ同様)
ああ、雨だね、と外も見ないで夫婦の会話になるわけです。

多摩川線轣轆に知る雨模様

となるわけですね。
覚えたぞ、轣轆。

« 被曝マリア | トップページ | 夏 »

崩彦俳歌倉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 轣轆:

« 被曝マリア | トップページ | 夏 »

2021年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ