蝦夷山椒魚
2010.9.27付 朝日歌壇より
校庭の池より二百匹の蝦夷山椒魚巣立ちていまは金魚が泳ぐ:(稚内市)藤林正則
うらやましいなぁ。エゾサンショウウオですか。200匹も。
私はサンショウウオは飼ったことがない。勤務校でアホロートルを飼ったことはありますが。
動物の飼育は子どもたちにとってかけがえのない経験になります。
ぜひ継続的に飼育して、毎年の記録を次の学年へとつないでいってください。
最高の理科教育になります。
◆最近仕入れた逸話を一つ。
松井正文 著「カエル――水辺の隣人」中公新書 1645
ところで、両生類は爬虫類とともに、爬虫類両生類学という学問分野で研究されるのがふつうである。これら二つの動物群は、ともに下等脊椎動物、あるいは外(変)温性の四足動物として、古来、便宜的に一括して扱われてきた。
(中略)
蛇足ながら、ゴチャ混ぜ学――爬虫類両生類学の発端は、かの有名な分類学者リンネにあるように思う。彼は爬虫類や両生類が大嫌いで、よく見もせず嫌なものを一緒くたにした節があるのだ。
誰にでも苦手ってあるものなんですねぇ。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
コメント