アズチグモ:1
8月23日
線路内。
遠目には、イチモンジセセリがフウセンカズラの花に「ずぼらな」とまり方をしているのかな?と。
前脚だけか何かでぶら下がっているように見えたのでした。
でも、柵から乗り出して、よく見ると、違うんですね。
クモにつかまってしまったのです。
このクモ、大分前に一度見覚えがあります。カニグモの仲間ですね。
これはクモの腹部の先端です。
糸を出す装置が見えています。
脚を両側に大きく開いて構えた格好が、カニグモの特徴です。
ここまで近づくのが限界でした。これ以上は乗りだせない。
この時点ではもう、イチモンジセセリは死んでしまったか、抵抗していない。
ですから、クモの方も、脚で獲物を支えていませんね。
4対の脚すべて(特に右側の4本)で体を支えていますね。
「日本のクモ」という図鑑によりますと
・・・草や樹木の花の中や葉裏に潜んで、シジミチョウや小型の飛翔性昆虫をとらえる。・・・
とありました。なるほど。
この日は、これ以上はどうにもならないので、そっと離れました。
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