猛暑日
2010.9.12付 朝日歌壇より
理科室のメダカが死んだ猛暑日の犠牲は人間だけじゃなかった:(広島県)底押悦子
子どものころに買っていた金魚。夏の暑い日、帰宅したらみんな「ゆだって」しまっていた。
タライで買っていたのが全滅。水量が少ないと、水温が上がりやすい。悲しかったです。
水温が上がると、その温度だけでもメダカやキンギョは辛い。
さらに、温度が上がると気体は水に溶けにくくなるので、水中の酸素が減ってしまって、呼吸困難になるんですね。
バブリングしてやると、水が泡へ蒸発して温度を少しは下げ、酸素を溶かしこんでくれる。
人間もなんだか、夜中に息苦しくって、息が肺に吸い込めないような気がして来て、辛かったですね。
たまにフェーン現象かなんかで異常に高温になった、ということは昔からあったのですが、今年のように、毎日猛暑日、というのは異常でした。猛暑日が「常態」というのでは、いくらなんでも、ヒトも魚も、生きづらいことです。
気象災害といってもいいような八月でしたね。
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