ナガサキアゲハ羽化
9月25日
4時半ころ。ナガサキアゲハが羽化を始めました。
蛹から出てきたところで、まだ翅が伸びていません。
こういうクリティカルな時間帯にあまりフラッシュを光らせたくありません。
驚かせて落ちたら大変。
もういいかと思ったら、妻が、口がまだ2本で、合わせようとしている、と観察。
え、それは珍しいチャンスだ、ともう2,3枚撮らせてもらいました。
チョウのストロー状の口吻はもちろん管になっているのですが、もともと、口器は顎ですから左右2本に分かれているのです。羽化直後にその左右の「樋」のような半分の管を1本に合わせる作業をします。肉眼では何度か見ていますが、写真に撮るチャンスは少ない。
見ていると、す~っと管を伸ばしては巻きます。伸ばした時に明瞭に2本に分かれているのですが、写真には写りませんでした。巻いたところしか写らなかった。でも、先端部がまだ分かれているのが見えますね。
もうほとんど1本になりかかっています。
ここまで。
一晩ゆっくり静かに体を乾かしてもらおう、と天井の照明も消して、夜だよ、とこの場を離れました。
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