反射板
9月10日
用事があって車で出かけ、時間の合間に木陰へ車を止めて水を飲んで涼をとっていましたら。
遠くに止めてあった自転車の前輪に付けた反射板が光っています。
写真を2枚並べてお目にかけます。
路面の影から太陽は左側から射しています。
上の写真2枚の違いはと言うと、左はハンドルの上の高さから、右はフロントウィンドウの上部ぎりぎりの高さからの撮影なのです。
60cm程度ですか、の高さの差。
で、反射板で虹のように分光された光線の黄色と橙色が識別できたわけです。
車外に出て、もうちょっと、高さの差をつければ、緑とか青もとれたかもしれませんが、暑くて、車外に出たくなくて、この2枚でおしまい。
こういう、分光された光の色というのは、「純粋な色」とでも言うべきもので、物体の表面で反射されて見える色とはなんというのかな「純度」が違いますね。
目を傷めない程度の範囲で、水滴からの光とか、ガラスの縁からの光とか、覗いてみてください。きれいですよ~。
ところで、自転車からの距離がかなりありますので、こういう位置関係だと太陽の動く速さはすごく速い。ものの1分くらいで、運転席からはこの色のついた光は全く見えなくなりました。瞬間と言っていい位の出来事でした。
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