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2010年9月28日 (火)

黒羽蜻蛉

2010.9.27付 朝日歌壇より
顎までを沈めて露天の湯に浸る鼻面をゆく黒羽蜻蛉:(鹿嶋市)和田山可扇

困ったな、正式にはハグロトンボです。
トンボ目>イトトンボ亜目>カワトンボ科>カワトンボ亜科>アオハダトンボ属>ハグロトンボ
です。
「黒羽トンボ」で検索すると、ネット上ではこの名前でも通用しているようですから、ま、いいですけど。
広辞苑では

はぐろ‐とんぼ【翅黒蜻蛉】
(翅が黒いのでいう) カワトンボ科のトンボ。腹部は細く雄は金緑色、雌は黒色。翅は静止の際に直立させる。小川のそばなどに多い。オハグロトンボ。カネツケトンボ。クロヤンマ。

「羽黒」から「お歯黒」、そして「お歯黒の液」のことを「鉄漿(かね)」ともいいますので、そのあたりの名前がついているようですね。

露天風呂につかって目の前をハグロトンボがとぶなんて、なんと贅沢な瞬間でしょう。うらやましいなぁ。

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