喪服
2010.8.30付 朝日歌壇より
鬼百合を喪服の蝶が訪ねくる夕立あがり風の立つころ:(松坂市)こやまはつみ
虚を衝かれました。「喪服の蝶?」と、考え込んでしまって。
あぁそうか、クロアゲハ、カラスアゲハ、ナガサキアゲハ、クロヒカゲなどなんだな、と得心するのに時間がかかってしまった。
私にとっては、チョウは黒くても艶やかととらえているものですから、喪服と結びつきませんでした。
新しい発見をさせていただきました。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
コメント