雨です
東京では朝から実に久しぶりの雨となっています。
暑さに加えて、乾燥で、鉢植えのみならず、庭の植物も水分不足で張りを失ってきていました。恵みの雨です。ただ、この雨は台風の影響ですから、災害になるような降り方をしてほしくないという思いです。
台風というものは、とても大きなエネルギーの動きですから、このあたりで、この暑い夏という天候が、ここで一つの曲がり角を曲がって、秋へと向かう転向点になることを期待します。
東京では昨日も猛暑日で、計13日となり、タイ記録となりました。感覚的には今日の雨でもう、35℃以上にはならないのではないか、と期待していますが、もうしばらく様子を見てから今年の夏の気温の状況など、グラフ化してお目にかけます。
今日は、その、タイ記録の相手、1995年の気温のグラフをお目にかけます。
これがそう。
この当時は授業通信に印刷して、生徒に配布して、いろいろな話をしました。
ですから、カラーのグラフはかえってプリントにしづらく、モノクロームで表現してあります。
7月の終わりごろから9月にかけて、35℃を超えています。
ただ、当時は、猛暑日という言葉もなく、35℃という一つのラインを設定して超えた超えない、という議論はしていませんでした。
真夏日ということで、30℃を超えた日数、という議論・報道でしたね。ですから、記憶に猛暑日13日!というような感覚が残っていません。
このグラフは、今夏の気温のまとめを書く時にもう一回登場させるつもりです。
ついでに、その2年前、1993年の気温のグラフをお目にかけます。
この年は記録的な冷夏でした。
もちろん東京での記録です。
30℃を超える真夏日が何日あったか、というレベルなんです。
熱帯夜も数少ない。
米も不作で、単一品種だけを作ることのリスク・弊害などが言われるようになったのもこの頃からでしたでしょう。
私は45歳。兄は50歳を目前にした8月に亡くなったので、この夏のことはよく覚えています。
さむいなつでした。
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