« 陣痛 | トップページ | 概念なき死 »

2010年9月21日 (火)

採点

2010.9.20付 朝日歌壇より
薄くって小さな文字が見えにくい高学年の採点苦戦す:(広島県)底押悦子

低学年の子は先生の言うとおり、HBとかBとかを使ってくれるんですよね。
高学年になると、いろいろ「少女」の趣味が発揮されてくる。

高校生でもいますよ、女子に。
5Hだとか、すごく薄い鉛筆で、やたらと小さな文字を書く。
男子にはあまりいませんね。
私の場合は相手が高校生でしたから、おまえダメだよこんな字、読めねェや、採点しないぞっ、と文句つけると、いいじゃん先生、虫めがね買いなよ、とかかえってくる。

作者は明白な形では詠みこまれませんでしたが、想像するに、シニア・グラスの必要性について考え始めていらっしゃる。いえ、老眼が始まっていらっしゃる。
私の場合、30代の終わりか40代の初めごろには、ははぁ、老眼が始まった、と意識してましたからね。理科教師は自分の肉体も観察してしまうもので。

« 陣痛 | トップページ | 概念なき死 »

崩彦俳歌倉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 採点:

« 陣痛 | トップページ | 概念なき死 »

2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ