« 絵日記 | トップページ | 案山子 »

2010年8月24日 (火)

あの夏

2010.8.23付 朝日歌壇より
あの夏を忘れる事は許されぬ原爆、落とされ戦争、終わった:(大阪市)大江亜矢

この歌には2点、「?」があります。

新聞紙上では「落とされ」のところでたまたま行がえが起こったので読みやすいのですが、上のように一行で書くと、なんだか読みにくくありませんか。読点の位置はこれでよいのだろうか?敢えてこの位置で切って読んでほしい、という表現なのでしょうが、そのことの意味が私には判然としないのです。

あの夏を忘れる事は許されぬ、原爆落とされ、戦争 終わった

ではないのか?

「原爆を落とされた→戦争が終わった」という論理は、原爆を投下した側の論理に近づいてはいないだろうか、というのが2点目。
原爆があの戦争を終わらせ、より多くの命を救ったのだ、というのが投下した側の論理ですね。
実際、あの原爆の威力の前に戦争を続けることができなくなり敗戦に至った、そのこと自体はそうなのだろうと思いますが、原爆を投下したこと自体は許されざることです。
そのあたりが、まぎれてしまいそうで、もう少し別の表現にならないかと、考えますが、私の手には余ります。

工夫の余地があるように感じました。

« 絵日記 | トップページ | 案山子 »

崩彦俳歌倉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あの夏:

« 絵日記 | トップページ | 案山子 »

2021年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ