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2010年8月31日 (火)

五三

2010.8.30付 朝日歌壇より
六二三(ろくにいさん)、八六八九八一五(はちろくはちきゅうはちいちご)、五三(ごさん)に繋げ我ら今生く:(岸和田市)西野防人

 高野公彦 評:六二三(沖縄の日本軍ほぼ全滅)八六(広島に原爆投下)八九(長崎に原爆投下)八一五(終戦)、そして五三(日本国憲法実施の日)という数字仕立てで歴史の重さを思う歌。

6・23は日本軍が組織的抵抗を終えた日、という方がふつうでしょうか。
この日の後も悲惨な住民虐殺が続きました。「軍隊は住民を守らない」。
これらの日を、数字で呼ぶこと自体はそれぞれにあるのですが、それを「五三」につないだところに衝撃を受けました。
見事です。平和を守ろう、憲法を守ろう、と言葉に表してはいませんが、完全にその主張が伝わります。
「五三」につなげ、というのは強力なスローガンですね。

それにしても、「実施」というのは少し変。
「1946年(昭和21年)11月3日に公布され、1947年(昭和22年)5月3日に施行」というのがきちんとした言い方でしょ。
こういう言葉は、意味を限定して余分な意味が入り込むことを排除しながら使うものです。
ですから、実施という日常語を使うべきではないと思います。

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