アメリカミズアブ
7月30日
また「撮ってぇ」ですよ。
アメリカミズアブ。
ぶんぶん音を立てて飛びますが、危険は何もありません。
葉にとまっているのを写そうとすると、敏感に感じとって逃げてしまうことが多いのですが、わざわざ手に止まるとは。なんちゅうやつだ。
触角を互い違いに上下に振るというのがかなり目立つ特徴です。
上の写真でも、右の触角が下がっていて、左の触角が上がっています。
もう一つの特徴が複眼の模様。
ほらね。
こんなにまん丸な顔つきだとは思っていませんでした。結構かわいい。
翅の付け根のところにある小さな杓文字のようなものは平均棍です。ハエ目昆虫の特徴。
昔、後翅だったものが、飛翔用としては退化して揚力は発生しませんが、飛翔中の体のバランスを取るのに役立っています。
他の昆虫の羽ばたきにおける後翅と同じタイミングで、前翅に連動して激しく振られるものです。
運動としては一応羽ばたき運動をするのですね。で、揚力は発生しないけれど、ジャイロのような姿勢制御装置として働いているのです。
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手に止まるなんて、さすがかかし先生ですよね。お顔は案外可愛らしいのですね。
それから今朝のニュース御覧になりましたか。いつかはこういう事になるのでは、と思っていましたが鴇のためにテンやイタチを駆除するそうです。テンは元々何かを(忘れました)駆除するために佐渡島に入れた外来種だそうで増えるのは良くないそうです。都合によって使われたり駆除されたり、そんなことで良いのでしょうか。鴇だって中国産ばかりなのに・・・何だか腑に落ちないです。
投稿: 桔梗 | 2010年8月13日 (金) 09時46分
まるっきり腑に落ちないですね。
ノウサギの駆除のため、とかいってテンを導入したのだったと思います。人間なんて勝手なもんだ。
トキの「復活」と称して、中国産のトキを飼育しているのですし、トキが住む田、といってお米のブランドにしようとしたり。
欲まみれ。
テンの無欲な顔はとてもかわいいと感じる私です。
投稿: かかし | 2010年8月13日 (金) 14時07分