ヒロヘリアオイラガ幼虫
7月30日
ボウガシの木に、ヒロヘリアオイラガの幼虫がいました。
きれいなんですが、触らないでください。
いら‐が【刺蛾】イラガ科のガの総称。中形で口吻を欠く。幼虫は短く扁平で毒刺があり、種々の樹木を食害する。繭は卵形できわめて堅く、俗に「すずめのたご」「たまむし」といい、中の蛹サナギを釣餌とする。その一種のイラガはカキ・ナシ・リンゴなどの害虫で、9月ごろ黒条のある繭を作る。[広辞苑第五版]
この棘は「毛」ではなく、刺さる針です。で、刺さると痛いです。(別名「電気虫」とかいいます)。
ただ、チャドクガの幼虫の毛が、幼虫本体が死んでも「有効」で、毛だけ飛んできてもかゆくなるのと違って、イラガの場合は、死んでしまうと針だけ飛んでくるみたいなことはなくなります。でも素手でつままないで下さいよ。
触りさえしなければいいので、処分は楽です。葉っぱにのせて、通行人なんかに見つからない場所に連れていって処分してしまいました。
今朝、サザンカにチャドクガの幼虫がついた葉が1枚ありました。小さな幼虫でした。
風呂用のスプレー洗剤を持って行って、葉の下に塵取りを差し入れた状態で洗剤をスプレーします。泡につつまれて落ちてきた幼虫を塵取りで受けます。幼虫が付いていた葉をあわてずにゆっくりと切り落としポリ袋にでも集めます。幼虫は泡で濡れてしまいますので、毛がとび散りません。安心してゆっくり処理できます。
殺虫剤だと揮発性ですから、幼虫は死にますが毛が散る可能性を残したままです。
この、泡スプレーによる処理は心理的な緊張感が少なくて楽です。
もし、チャドクガの幼虫が発生してしまったらお試しください。
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