クロアゲハ:蛹
7月24日
前の記事で前蛹になったクロアゲハ。
翌日には蛹になっていました。
凄い格好でしょう。
背面から見るとこういう形。
下に幼虫時代の皮が残っています。皮の左側が頭の部分の皮です。
なんでしょう?木の皮にでも擬態しているのかな。
この中で、幼虫時代の体をバラバラにして、既に作ってある成虫の体の「芽」を伸ばし、成虫の体を作り上げて行きます。
すごい作業ですね。体をばらして再構築する。
昔の人は、チョウが幼虫→蛹→成虫と変化していくのを見て、死と再生をそこに読んだようですが、まさしく、ある種の死(幼虫の体をばらしてしまう)と、再生(成虫の体に再構成する)なのです。
こちらはこの時点でのクロアゲハBです。
何日かの差で変化を追いかけていくことになるでしょう。
◆教師をやっていますとね。生徒が外見上全然成長しなくなっている時期というものに突き当ることがあります。そういうときに、外見上の変化がなくても、精神的な内面では激しい葛藤を抱えて、巨大な成長を遂げていることもよくあるのです。
そこを、見守って、立ち会ってあげるtことができれば、やがて、輝きを増した素晴らしい姿になって立ち現われて来るんですよ。
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