見舞
2010.8.8付 朝日俳壇より
見舞はれぬことが見舞や梅雨曇:(松本市)唐澤春城
稲畑汀子 評:うっとうしい梅雨に体調を崩した人。見舞われるより、本当はそっとして欲しいのだ。見舞われないのが有難い、本音。
でもねぇ、一方では、「あの人は見舞に来たけど、あの人は見舞に来なかった。冷たい人だ」「あの人は見舞に行ったけど、あの人は見舞に行かなかった。冷たい人だ」なんて口さがないことを言う人もおりましてね。
むずかしいところですよ。世間づきあいというやつは。
私は作者に賛成です。
真心のこもらない見舞なんて負担になるだけです。
相手の負担にならないような心の配り方、というものがさりげなくできるようになるといいですね。
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