シバンムシ
昨日、「きららむし(=シミ)」の読みこまれた俳句について書いていて、実際に本を食べるのは「シバンムシ」だというようなことを書きました。
シバンムシについては下のウィキペディアなどお読みください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%A0%E3%82%B7
さて、私は夜はパソコンに触れないことを原則としていますので、夕方パソコンをシャットダウンします。その前にちょっと、とアサヒコムを覗いたら、なんと、シバンムシに関する記事がありました。タイミングのよさにびっくり。その記事を抜粋してご紹介します。
本の虫食い、CO2で防げ 国立国会図書館の対策奏功(2010年8月17日)
書籍類の虫食い被害防止に、国立国会図書館が本格的に取り組んでいる。外部から持ち込まれた書籍類が虫に食われたり、虫の餌となるカビが広がったりという被害が急増。二酸化炭素ガスで虫や卵を窒息させる手法を採り入れ、効果が出ている。同図書館は国内外の他の図書館にもノウハウを提供している。
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同図書館資料保存課の中島さんは「室温25度、濃度60%で2週間燻蒸(くんじょう)すると、成虫はもちろん、目に見えない卵まで駆除できます」と話す。
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2006年に館内一斉調査をすると、過去に古書店から購入した和紙の巻物2本が、保管ケース内で繁殖した甲虫の一種「シバンムシ」の幼虫に食べられているのが見つかった。
07年には書庫内でカビが発生した。カビは本そのものを傷めるだけでなく、虫の餌にもなる。
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こういうぐあいでした。
なるほど、二酸化炭素で窒息させるんですね。
「窒息」がターゲットであるなら、窒素でもいいような気もする。
二酸化炭素とどちらが安いかな。値段のことはよくわかりません。
窒素の方が少し安全性が高いかなぁという感じがしますけれど。
おもわぬタイミングでした。
ご紹介します。
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