湿舌
2010.8.16付 朝日歌壇より
天気図の「湿舌」というはなにがしかなまめかしくてなまぐさくてよし:(堺市)高橋貞雄
そういう感覚がありえたのか。ほぼ純粋理系人間の私には思いもつかなかったことです。
「舌」という漢字のほうから入るのでしょうか。
湿った舌が九州方面に伸びて来る、そうか、なまめかしいのか。
天気図上で等圧線の形が「舌」みたいで、湿った空気を運んでくるので「湿舌」というのですが、私の感覚では、またもや九州に豪雨が襲いかかることのありませんように、という方が強いですね。
私の中では、湿舌は災害と結びついています。
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