花火
2010.8.16付 朝日歌壇より
いちばんに大事な君を失って見ている夏の終わりの花火:(京都市)敷田八千代
去年の夏は「居た」。ドキドキしていた。
今年の夏は「居ない」。
大きな打ち上げ花火の大きな音の中で、その喪失感が際立つ。
不在が在ることの空しさが心に響きます。
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