ルコウソウ
8月13日
ルコウソウが咲き始めています。
気温は相変わらず猛烈に高いですね。
夜中の室温が30℃近くあるのには参ります。
25℃まで下がってくれたら、涼しい!という気分になりそうです。
私たちも、日の出が遅くなったな、とか、夕方が早まってきたな、という感覚は持ちますが、植物はもっと太陽を利用していますね。
ルコウソウは短日植物でしょう。アサガオもそうですね。
夜の暗い時間が長くなってきたことを感じとって、花芽を用意し、花を咲かせ、結実へと向かうのです。
気温を指標に使うと、年ごとに暑かったり寒かったりして、結実の時期が不適切な時期になってしまう恐れがあります。それに対して、日長は、太陽の位置そのものを示していますので、適切な時期に結実できることになります。
植物はもともと太陽暦で生きているんですね。
実は朝顔市が7月に行われるのは少々不自然。アサガオを露地に植えておくと、花が盛んになってくるのは8月に入ってからでしょう。短日処理をしているのではないですか。
電照菊は、照明を当てて、まだ日は長いよと菊をごまかしておいて、突然、日を短くして花の咲く時期を狂わせる技術ですね。
植物を自然の太陽暦で生きさせてやりたいな、と私は思うわけです。
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