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2010年8月10日 (火)

ギンヤンマ

2010.8.8付 朝日歌壇より
ホバリング後のギンヤンマ見失う空にゆったり夏雲遊ぶ:(堺市)丸野幸子

先日、NHKのアインシュタインの眼という番組で、トンボの飛翔を見ました。
4枚の翅をそれぞれ別々にコントロールできるんですね。
空中にホバリングしていたかと思うと、全速で飛んでいる。急降下してきて、一瞬で向きを変える。ものすごい飛翔力です。
ホバリングやひっくり返って天井にとまるというようなものすごい飛翔力はアブやハエにもありますが、トンボはやっぱり速度が違う。
昔よく、汽車の窓の外を長い時間トンボが並行して飛んでいたのを感動しながら見たなぁ。

昆虫を見るときは、一瞬も眼が放せません。眼を放したらそれっきりになります。
ましてギンヤンマ、見失ったとたんにものすごく遠いところを悠然と飛んでいたりするんですよ。
その瞬間を見事に切り取った歌ですね。

◆5,6歳の頃、住んでいた家が高台の縁でした。その縁のところにいて「虫目」になっていた私の目の前にオニヤンマがパトロール中だったのでしょう、やってきた。
目の前で、オニヤンマがホバリングしながら、こちらを見ている。目が合ってしまった。
手には捕虫網はない。手を伸ばした少し先に浮いている、採りたい、でも手を伸ばせば崖から落ちる。長かった、主観的にはものすごく長い時間でした。おそらく実際にはそんなに長い時間ではない。
やがて、ふいと、向きを変えて飛び去ったのでした。
強烈な映像として今も記憶に残っています。

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