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2010年7月26日 (月)

ヤドリバエ(かなぁ)

0715_11yadoribae 7月15日
キョウチクトウの葉の上。
ニクバエと似ているのですが、どうも違うなぁ。
寄生性のヤドリバエの仲間ではないでしょうか。
何に寄生するのか、そのあたりは分かりません。

アゲハに寄生するのは「ハチ」です。
蛹が羽化に失敗して、代わりにハチが出てくることがあります。
アオスジアゲハに寄生するのは「ハエ」です。
羽化失敗の蛹を見ていたら、蛆のようなものが出てきて、黒っぽい蛹になりました。それを観察していたら、遂にハエが出てくるのを確認しました。

ハチの場合はメスバチが、幼虫の体に産卵するのですが、ハエはいったいどうやって寄生するのでしょう。
これが、すごいんですよ。
平賀壮太さんの「蝶・サナギの謎」トンボ出版、という名著から得た知識なんですが。
アオスジアゲハに寄生するハエの場合、クスノキの葉に卵を数個ずつまとめて産みつけます。大きくなったアオスジアゲハの幼虫がこの卵塊を噛まずに飲みこんでしまうと、チョウの幼虫の体の中で孵化して育ち、チョウが蛹になってから、蛹に穴をあけて成長したハエの幼虫が出てくるのです。
アオスジアゲハの幼虫に食べられなければおしまいなのです。効率は悪いですね。
こんな寄生の仕方があるとは知りませんでした。
100個の卵のうち1個くらいが成虫になれればいいという世界なのです。
人間の生き方とはまるっきり違いますが、これも「生きる」ということです。

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