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2010年7月28日 (水)

2010.7.26付 朝日歌壇より
四つ足をふんばり親は雨を耐え子は流される川の猪:(神戸市)有馬純子
 佐佐木幸綱 評:親子づれの猪の文字通り必死の場面をドキュメンタリー・タッチでうたう。日本各地をおそったゲリラ豪雨に取材した作。

これをして「ドキュメンタリー・タッチ」というのかなぁ?
戦争写真家が直面した苦悩。人が死にゆく姿を「撮影」していていいのか、「介入」してなんとか助けようとは努力しなくていいのか。
ベトナム戦争の写真などでよく議論されたものでした。
猪親子が流されていく。ヒトとして何かできることはないのか。一匹のヒトとして自然に向かうときの、なんという無力さ。私は直接その報道画像を見ていませんが、この歌を読ませていただいて、そういう苦悩を感じます。

同じ哺乳類同士。母の子への愛のきめ細やかさは同質のもの。
おそらくは助からなかった命に、瞑目します。

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