オンブバッタ
7月6日
さて、ツマグロヒョウモンに誘われて行って、しばらくその撮影に夢中になっていましたが、それも終わり、そうだ、さっき見つけたオンブバッタはまだいるかな?
もういないかもなぁ、と戻ってみれば、いましたよ。
待ってたよ、とね。
後脚をぴったり体にくっつけていますので、なんだか脚が2対4本しかないようにみえる。
見事な保護色ですね。
この写真の黒い矢印の先を見てください。
終齢幼虫ではないのですが、翅の芽があるようですね。
複眼の個眼は放射状に色々な方向を向いているのですが、そのなかで、ちょうどこちらを向いた個眼では、光が入って行って、それは情報として吸収されますので、光がかえってこない。そこで、その個眼は黒く見えるのですね。
そのため、あたかも複眼の中に「瞳」があるように見えるのです。
私たちの「瞳孔」とは異なるものなのですが、こちらを見つめる瞳のように見えますので「偽瞳孔」といいます。
カマキリなんかでもはっきり見えます。本当にこっちを見つめているみたいですね。
これが愛嬌のある顔を作ります。
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