モンシロチョウ羽化:3
7月5日
第一波を放蝶して、1時間くらい後。9時過ぎ。
もう、庭の「モンシロチョウ密度」の高いのなんのって。どっち向いてもモンシロチョウ。
一目で5,6匹は見て取れる。
写真はカエデの木にとまっていたもの。
特徴的な触覚、目に現れる模様、などが見て取れます。
複眼を作る六角形の個眼の、六角形配列パターンが、眼の中と外で「ずれ」ることによって、大きな六角形の規則的な暗い部分のパターンを生じているのではないかと想像しています。
また1時間ほど経って、10時過ぎ。もう一つのケースでも羽化が終了したようです。
外でケースのふたを開けたらすごい勢いで飛び出していきました。
脱け殻が8個見えますね。
計、25匹くらい羽化しました。一日で。
これだけ見事に同期して羽化するとは思っていなかった。
参った。
妻と二人で「コマツナに翅が生えて飛んでったゾ」などと冗談を言って笑いあいました。
いやあ、ホント、すごかった。
アゲハ類に関しては飼育歴の長い夫婦ですが、図らずも今回、初めてのモンシロチョウ飼育を経験しました。
これだけの数が同期したのが驚きです。
アゲハ類は羽化してから体が乾燥して固まるのに時間がかかります。
また、もう出たいよ、といってからケースのふたを開けても、撮影するくらいの時間はとれます。出来事の進行が全体にゆっくりしている。
モンシロチョウはすごい。テンポが速い。追われますね。
6/23:コマツナに花が咲いてしまった
6/27:幼虫発見。コマツナは丸坊主になっていた。葉に穴が開いてるなと思った2日後。
6/29:ほぼ同期して蛹になりました。30日にはすべて蛹化。
7/ 4:最初の1匹、羽化
7/ 5:大量羽化
翌、6日に残り5匹が羽化して、終了!
2週間の大騒ぎでした。
ほぼ全員が一挙に旅立って行って、ちょっと気が抜けてしまいました。
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モンシロチョウのお父さん、お母さんご苦労様でした。貴重な体験でうらやましい(^^;
きっと彼らも喜んでいますよ!また、卵を産みに帰ってくるかも知れませんね。
投稿: 桔梗 | 2010年7月12日 (月) 16時53分
昆虫とのつきあいは、しようとおもって出来るものではなく、出会いがしらの正面衝突のようなものです。それを受け止めてあげられるかどうかが、こちらの問題。
楽しかったですよ。あっけにとられたけれど。
今は、ミカンの木についていた卵のふ化を待っているところです。
投稿: かかし | 2010年7月13日 (火) 09時56分