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2010年7月14日 (水)

青大将

2010.7.11付 朝日俳壇より
脅すには小さき舌なる青大将:(下田市)森本幸平

ちょっと、注釈をつけておきたいのですが。
蛇が舌を出す動作は、決して興奮しているとか、威嚇している、という動作ではないはずです。
蛇にも鼻を経由する嗅覚はあるのですが、その他に、濡れた舌に空気中の「におい物質」をくっつけて、それを口の天井からヤコブソン器官というところへ送って匂いを感じているのです。
ですから、活動中の蛇は絶えず舌をちろちろ出し入れしているのがごく普通の状態なのです。

怒らせるとシューシュー音を出しますよ。いわゆる鎌首をもたげます。口を大きく開きます。首をSの字に曲げて引いて、飛びかかる姿勢もとります。アオダシヨウであってガラガラヘビじゃないのに、尻尾の先を振りますね。

こういうのが「脅す」動作なのです。
実は、以前、私の妻が幼いアオダイショウを捕虫網で捕まえてきた時に、これらの「威嚇行動」を全部見ました。見かけはマムシに擬態していますし、結構迫力があります。向こうだってヒトという巨大な生き物につかまってしまったのですから、命がけになっているのです。

アオダイショウとは相互不干渉でいきましょう。敬して遠ざく。
屋根裏のネズミ退治をお願いする生活じゃないし。
色素が作れなくなったアルビノという突然変異個体は「白蛇」としてうやまわれますね。

興奮させなければ、穏やかな蛇です。ご心配なく。

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コメント

こちらでは結構ヘビと遭遇します。先日は朝出勤途中にもう少しでシマヘビを轢くところでした(自転車)。向こうもビックリしたらしく大急ぎでUターンして逃げて行きましたが、何しろヘビなので真っすぐとはいかず・・・何だかおかしくて思わずニヤリ(^^;最近は 車に轢かれて道の模様になってしまったヘビが多くなりました・・。

ヘビが車に轢かれますか。それはずいぶん可哀想。
私たち哺乳類は、体温を保っていつもエンジンアイドリング状態ですから、とっさの行動には強い。ヘビはアイドリングストップタイプの動物なんで、省エネですが、ここぞという時のダッシュが効かない。
私たちって、ずいぶん巨大な生き物なので、そのことを意識すべきですね。

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