ヒメグモ
7月16日
ヒメグモが卵囊を作っているのではないでしょうか。
上の白いもののまわりをぐるぐる回っていました。
腹部背面の模様がくっきり写りました。
以前にもこのブログで書いたことがあるのですが、ヒメグモ科のクモには「スパイダーズミルク」というものを子に与える種があるそうです。
小野展嗣 著「クモ学」東海大学出版会という本によりますと
タナグモ科やヒメグモ科では、さらに進んで、親子が同居する間に母親が食べたものを吐き戻して子グモに口移しに給餌する種があることが知られている。この消化済みの液体をスパイダーズミルクと呼んでいる。愛情のこもったクモの乳だ。
日本のヒメグモがこれに該当するのかどうかは分かりません。この本には、
ヨーロッパ産ヒメグモ科の1種 Theridion notatum の子育て。子グモは母親の口からスパイダーズミルクをもらう。[Bristowe(1947)より]
という挿絵があります。
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