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2010年7月28日 (水)

八月十五日

2010.7.26付 朝日俳壇より
八月の土間に玉音てふ聞きし:(松本市)輪湖弘安
 金子兜太 評:六十五年前の八月十五日を想起しての作。「土間」に庶民の暮らし、「てふ」に批評。

八月の十五日にさ、玉音放送ちゅうものを聞いたなぁ。
勝手に始めて、勝手に負けて、あれはいったいなんだったんだろうな。

敗戦忌昭和八十五年夏:(名古屋市)山内尾舟
 大串章 評:敗戦忌は八月十五日。六十五年前のこの日、日本の敗戦によって太平洋戦争は終結した。昭和でいえば今年は八十五年にあたる。

あれは昭和のいくさ。昭和で数えれば、連続感が生まれます。元号が平成に変わったからといって、時代が終わって、戦争という事実が消滅するということはありません。
歴史に対して連続感を持たないということは、無責任なことです。

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