ゼニアオイ
7月2日
ゼニアオイは美しい花をずっと咲かせ続けてくれます。花粉まみれになる昆虫もいっぱい紹介しました。
ところで、実や種はどうなっているんだろう?
意外とちゃんと見ていないものですね。
上の写真が「実」だと思います。
左上は未熟なもの。下や右の方にぼやけているのが熟した実です。
十分に熟した実を一つ。
周りの付属物をとってしまうと、こうなります。
ひょっとして、この形を「穴開き銭」にみたてたのではないでしょうか。ふとそう思いました。
花はどうも「ゼニ」という風情じゃないしなぁ、なんで「銭葵」なんだろうと以前から思っていました。いかがでしょうか?
見ると、11の部分に分かれるようです。
二つに割ってみました。
更に一つ一つに分けると
こういうものです。
これが種なのかな。
種で生息範囲を拡大していくという感じがあまりしないのですが、でも、多分これが種です。
いっぱいあるのですが、どうやって遠くへ「行く」のでしょう?
引っ付き虫でもないし、羽があるでもない、果実を鳥に食べてもらうでもない、弾けるわけでもない。
さて、どのような戦略をもった種なのでしょうね。
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