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2010年7月28日 (水)

夕焼

2010.7.26付 朝日俳壇より
夕焼けに心焼かれて帰りけり:(大阪市)池田一男
 長谷川櫂 評:夕焼けに心も染まるとはいうが、「焼かれて」となると、激情がある。圧倒的な夕焼けだったのだろう。

秋田の海は日本海。西に開いています。
夕陽が水平線に接する瞬間、夕陽と自分を結ぶ線を、きらきらと輝きが走ってきます。
それはまさしく、射抜かれる、という感覚です。
雄大な夕焼けを背景に、夕陽と自分を結ぶ光の線。
それも鎮まり、闇が迫る。
振り向けば、白神の山にかかる雲がまだ赤く輝いている。
あそこが今夕焼けを見ているんだ。
地平線の向こうを今覗きこんでいるんだ。
やがて、真っ暗。
昼の温もりを隠した砂に手を差し込んで、銀河を眺める。
ぜいたくな、「とき」でした。

私の好きな時間でした。

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