スグリゾウムシ
7月15日
スグリゾウムシです。私が見つけるスグリゾウムシは、どれも、泥の中から脱出してきて乾燥したというような雰囲気のものが多い。捕まえて爪でこすってみたくなります。そんな気しませんか?
このスグリゾウムシの前脚の関節部を見てください。
丸い球がぽこっとはまったようですね。
なんだかロボットっぽい。面白い関節です。
ところで、改めて「福光村昆虫記」というサイトを調べたら、面白い記述がありました。
本土のスグリゾウムシは交尾なしに、単為生殖と呼ばれる生殖方法で、♀だけで増えています。日本では男女群島に♂が生息しているそうです。(保育社原色日本甲虫図鑑Ⅳより)
そうなんだぁ。知らなかった。アブラムシみたいだなぁ。
でも、アブラムシだって、季節が厳しくなると、有性生殖をして遺伝子の多様化を図っているのに、いいんですかねぇ。オスを産み出す機構はないのかなぁ。
ミツバチやアリでも、メスだけを産む時期、交尾のためにオスを産む時期、とか両方を持っていてコントロールしているのに。
生物としては少し「危険な」生き方ではないだろうか、とも思います。
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