似顔絵
2010.6.21付 朝日歌壇より
ひっそりと四半世紀を幾何学の本に挟まる君の似顔絵:(鎌倉市)大西久美子
永田和宏 評:四半世紀を過ぎて尚若い君の似顔絵。甘酸っぱい思慕の幾何学。
かつて思いを寄せた人の似顔絵ですね。さて、描いたのは誰?自分自身かな?
つまらない幾何の勉強の合間に、ふと彼の似顔絵を描いてみた。それがそのままその本に挟まっていて、何げなく開いた時はらりと落ちて、タイムスリップしたようにあの頃のことが心に出現してしまった。そんな自分の心の働きへの驚きでもあるのではないでしょうか。
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