バッファロー
朝日新聞の夕刊に「あるきだす言葉たち」という詩のコーナーがあり、気鋭の詩人の詩が載ります。若い詩人はやはり、きばっているというか、衝撃力をこめるというか、私のような詩を「イメージ」で読む人にはかなり辛い詩が多いようです。まあ、それはそれでいいとしましょう。若い人がじじむさいことやってちゃ時代が動かない。
6月1日には永井祐氏の「六月一日」という題での短歌の連作が載っていました。
鑑賞という点では相互に関連する短歌群ですから、全部載せなければなりませんが、それはちょっと遠慮するとして、一点、理系のおじいさんとしては「註」をつけたくなってしまって。
余計なことです。笑って下さい。
ささってるUSBに白い字でBUFFALO疲れてるバッファロー
私もUSBは多用しているし、古~いパソコンユーザーなので、BUFFALOの製品にもずいぶんお世話になってますが、BUFFALOはアメリカの牛の「バッファロー」ではありません。
昔、能力の低いコンピューターでプリンターに出力するとプリンターが動いている間コンピュータは立ち往生になったのですね。で、コンピューター側はファイルをいっぺんに出力して次の仕事をしたいわけで、その出力されたファイルをいったん外部のメモリーに蓄えてそこからプリンターへ順次データを送るようにしたわけです。
このような外部のメモリーは、一時的に情報を蓄える「バッファー」と呼ばれます。
メルコという会社がこのプリンタバッファ―を「バッファー」にちなんで「バッファロー」という名前の商品として販売したのでした。ヒットして、ついに、社名がバッファローになってしまったのでした。
余計な昔話でした。ごめんなさい。
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