キマダラセセリ
6月7日
また、チョウに誘惑されてしまいました。
先日は、クロアゲハのダイナミックな舞いに魅了されましたが、今回は静かなお誘い。
ナンテンの葉の上に見慣れぬチョウがいました。セセリチョウだということはすぐ分かりましたが、常連のイチモンジセセリではない。
3~4m離れたところで気づいて、そろりそろりと接近。
接近中、このチョウ、翅を開いて美しい模様をこちらに見せていました。
ところが、接写できる距離まで来たら、すっと、翅を閉じちゃった。
外側のまだら模様しか見せてくれない。なんというセセリチョウだったかな、マダラなんとか、というんじゃなかったかな、とその場では名前を思い出せないまま。
主観的には5分くらい、客観的にはおそらく1~2分くらい、このまんま。
こういうときって視線を外せないんです。瞬きはしますけれどね。
昆虫を見ていて、何かの拍子にふっと視線をずらして、戻すともういない、どこへ行ったか追跡できないということがよくあるのです。
視線を外さなければ、飛んだり移動しても追跡していくことができるんですけれど。
昆虫との出会いは全くの一期一会そのものなんです。
物を落としてもそのまま、後で拾おう、今はこの虫!なんです。
さぁ、このセセリチョウの魅力に誘惑されて、もう一回翅を開いたところを見たい、と粘っていました。
やっと翅を開いてくれました。
きれいですねぇ。黄金のチョウといったら褒めすぎかな。
セセリ独特のふわふわ感もいっぱい。
ありがとう!と呟きながら写真を撮ったら、間もなく飛び去りました。
まったく、チョウに翻弄された気分でした。
かわいくって楽しくて嬉しいけれど。
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