アオダイショウ
5月22日
我が家のツバキを塀の外から眺めていたら、エッ、アオダイショウじゃん!
視界に入っていたはずなのですが、気づくのが遅れた。
ちょうど私の背丈くらいの高さから、こっちを眺めているのと目があってしまった。
この場を離れたら多分確実に見失いますので、携帯電話で家の中の妻に「ヘビがいるぞォ」と電話。「すぐいく」と妻が駆けつけてきました。
我が家では何年かおきに時々、アオダイショウを見かけてはいるのです。
子どものアオダイショウを妻が捕虫網で捕まえてきたこともあります。色は茶色いし、マムシに擬態した姿にはちょっとドキッとしたこともあります。
今回は、太陽輝く真昼間、目の前です。
実はこの写真、崩彦俳歌倉で先日チラッと載っていますが、経緯は書きませんでしたね。
いい顔つきですねぇ。
首をS字型に曲げていますから、興奮させるとシュッと脅しにくるかもしれない。
おだやかに、おだやかに。
向こうにとってだって、ネズミじゃあるまいし、どでかい生き物と対面してしまったのですから警戒しています。
瞳が丸いですね。
先日白山神社でヤモリと出会った写真では、瞳は縦長でした。
マムシの瞳も縦長ときいております。
だんだん、気づかれないような速さで後退しています。
そっと逃げる気ですね。
妻はと見れば、直角になった塀の別の面に行って、「思ったより長いわねぇ」と言っております。
なんだ?と思って行ってみれば
角をまがったところから覗くと、こんなふう。
腹が見えるのですね。
正確なことは分かりませんが、おそらく2m弱はあるのではないかな。
腹の鱗が真珠色。美しい。
あまり刺激するのはかわいそう、と、そっと引きあげました。
かかしさん夫婦のテリトリーで生活している分には安泰ですが、他所へ行くなよ。騒ぎになって下手すると駆除されちゃうぞ、という恐れあり。
ヒキガエル、ヘビ、ネコ、いろいろ庭を駆け回っていますが、どうなるんでしょうね。
昔は、アオダイショウはネズミを退治してくれるので、大切にしたと言います。
この頃ではどうも、人の側のゆとりがなくなってアオダイショウも生きづらいことでしょう。
ゆっくり静かに生きてください。
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