蜜腺
5月25日
桜桃の葉の付け根にある「ぽっち」です。
風の強い日でぶれてしまいましたが、状況はお分かりになると思います。
ハエがとまって、蜜腺をなめているのです。
よくアリが立ち止まって蜜腺を舐めていくのは見かけますが、ハエが舐めているのは初めて見ました。
確かに、蜜が出ているのですね。
なんで?
葉の付け根のこんな所から蜜を出すことにどういうメリットがあるんだろう?
以前、桜の葉の蜜腺をブログに書いたことがあって
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-87f7.html
ここでもやっぱりこういう疑問を書いていました。
で、一応の答えを得ていながら、もう忘れていました。
http://had0.big.ous.ac.jp/thema/nectary/nectary.htm
ここによりますと、アリを呼んでいるのだろうとのことです。
アリを呼んで、寄生者の卵や、幼虫を運び去ってもらうというメリットがあるのだそうです。
そうなんだぁ。
ということは、冒頭の写真のようにハエがやってきて蜜をなめるということは、本来の目的ではないのですね。
まあ、いいさ、ハエは舐めるだけだもんな。葉を齧りはしない。
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