枇杷
2010.6.14付 朝日俳壇より
大方は種ばかりなる枇杷なれど:(宮城県美里町)鈴木文子
稲畑汀子 評:枇杷の種の大きさを描いて見事な写生。
確かに。むしゃむしゃ食べたい食べざかりの頃、ビワって何でこんなに種ばっかりなんだ?と不満でしたが。
我が家の実生のビワ。40~50個も収穫できまして、これがおいしい。
皮を適当に歯や爪を使って剥き(ナイフを使わないところが私らしい)、かぷっと口に放り込んで果汁を口で絞ると、たっぷりごくごくっと「飲む」ことができるくらいにジューシー。
種やその皮を口の中で仕分けして、プイっと出す。昔思ったほどには種が大きくない。
買ったビワを丁寧に剥いて食べると、種の大きさが強く印象づけられるのでしょう。
パク、ゴク、プイ方式だとそんなに感じないことが分かりました。
お試しあれ。
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